フライ料理は本当に太る料理なのか、健康に悪いのか?
とんかつ、エビフライ、アジフライ、イカフライ、カキフライ、メンチカツ、チキンカツ、野菜のフライ・・栄養分も摂れて食卓も豪華に彩られ、「ごちそう」感も演出できます。
素材を包む衣が充実の食感と満足感、そして満腹感をもたらしてくれるフライ料理。しかし揚げ物は高カロリーで太る、という考え方から、体のことを考えたら少し控えて・・などといわれる料理です。
生活習慣病予備軍が2000万人以上というこの国では、食事による健康管理の重要性がいつも叫ばれています。
フライスターの企業理念に共感し、共にフライ料理の正しい知識を普及することに努める。
「フライ料理を食べてほしい、フライ料理の正しい知識を知ってほしい」と思っており、地球人に、フライ料理は太る料理ではないこと、おなかいっぱいになり家計に優しいこと、栄養豊富な素材を美味しく摂るためにフライ料理がとても適していることを伝えたい。
- 出身地
- フライ星
- 身長
- 2メートル
フライスターの企業理念に共感し、共にフライ料理の正しい知識を普及することに努める。
「フライ料理を食べてほしい、フライ料理の正しい知識を知ってほしい」と思っており、地球人に、フライ料理は太る料理ではないこと、おなかいっぱいになり家計に優しいこと、栄養豊富な素材を美味しく摂るためにフライ料理がとても適していることを伝えたい。
- 出身地
- フライ星
- 身長
- 2メートル
フライ料理、衣や油を考えることはもちろんですが、中身の肉や魚のたんぱく質を効率よく摂取できる、ということが重要です。
美味しくてボリュームもあって、腹持ちもよく、余計なものを食べすぎないで済むため、経済的で、大変優れた料理がフライです。
フライにすれば中身の栄養価も逃げないし、美味しさも守られます。
油モノだといってフライを避け、野菜だけだったり、甘いものや穀類に偏ったりすると返って生活習慣病のリスクとなります。フライ料理は生活習慣病、ダイエット中の人にもおすすめの料理なのです。
肉類に関しては、焼肉、しゃぶしゃぶ、炒め物といったように、フライ以外の食べ方もたくさんありますが、いずれも味付けに砂糖や塩分を必要とします。つけダレなどにも糖質を多く含んだものがあります。また、肉の貴重な栄養素のビタミン類などが調理中に流出、破壊されてしまうことがありますが、フライの場合脂溶性ビタミンを中心に衣に保護されて残るので栄養的にも優れているといえます。
※脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K、β-カロテン)は脂質と一緒に摂ると摂取量がUPします。
また、カロテノイド(リコピン、アスタキサンチン、ルテイン など)も油と相性がよいです。
(Luce望月)
中高年は体を作る力がそもそも落ちてくる年代、そうした年代こそ肉を食べて、筋肉や骨を作る重要な栄養素である「必須アミノ酸」をしっかり摂取し骨や筋肉を維持することが健康寿命を維持することにつながります。
そのためにフライはもっとも優れた料理です。肉だけならそんなに沢山は食べられませんが、フライにすればモリモリ食べられます!こんがりと黄金色に揚げ上がったフライを見れば食の細いお年寄りも食べたくなります。100歳まで元気でいるために、肉や魚介類、脂を美味しく摂れる、フライをたくさん食べましょう!
※高齢者のサルコペニア予防には十分なたんぱく質摂取の必要性が指摘されている。また、毎食良質なたんぱく質を25~30g程度摂取するということは、理論上、1日75g以上のたんぱく質を摂取するということで、例えば60~70kgの体重の高齢者ではたんぱく質1.0~1.25/kg 体重/日以上を摂取することとなる。
※高齢者では、食後(たんぱく質摂取後)に誘導される骨格筋におけるたんぱく質合成が成人に比較し反応性が低下しており、anabolic resistance(同化抵抗性)が存在すると報告されている。
※高齢者では健康維持のために必要な十分なたんぱく質摂取ができていないとの事実も報告されている。
厚生労働省(Luce望月)
検証
アメリカでは、心臓疾患の原因は肥満によるものが大きく、肥満の原因は油脂の摂りすぎであるとされていました。
しかし近年の再調査によると肥満の原因は糖質の摂りすぎだったことが明らかになっています。
また、2008年に発表された、低炭水化物・地中海・低脂肪ダイエットによる体重減少を追跡した調査などでも低炭水化物の生活をしたグループに体重減少がみられるといった調査結果が出ています。
イメージでは「油=体脂肪」ですが、体のメカニズムは食べた油をすぐに体脂肪にはしません。
※通常、腸から吸収された食べ物は、門脈という血管を通って肝臓へ流れ込む、というのが体の基本。しかし、脂肪だけは例外で(中鎖脂肪酸を除く)。門脈ではなくリンパ管に流れ込み、心臓を経て全身に拡散し、送り先で体脂肪になります。
(Luce望月)
食べ過ぎた場合の油はもちろん体脂肪になりますが、それよりも糖質を摂りすぎると急激に血糖値が上がり、インスリンが余った糖質を脂肪細胞に取り込ませ、比較的早く体脂肪がたまり、肥満につながりやすいのです。つまり、とんかつを食べて太るのではなく、一緒に食べるごはんといった主食である糖質の摂り過ぎに大きな原因があるとされています。
フライについている衣はパン粉などの糖質です。しかしフライについているパン粉は全体から見ると少量です。